ぜんそく&真弓小児科医院

9月の末から断続的に続いていたピューピューという胸の音。1ヶ月たっても治らない。
朝は元気だったのに、保育園に迎えに行くとピューピューいっていることもあれば、昼寝前はひどかったのに、起きたら収まっていることもある。良くなったり悪くなったりが、けっこう急。
20(月)に今までにないくらい、そばによると聞こえるほどのピューピュー、ゼコゼコという音がして、21(火)にかかりつけの小児科受診。
前は吸入すれば治まったけど、今回は治まらず。吸入は通算、4回目。
ついに喘息との診断が下りました。
気管支拡張剤のホクナリンテープや咳・たんの薬が処方。


このまま対処療法として、薬をずっと飲ませ続けるのはイヤだ、根本的な解決がしたい・・・と考えたとき思い出したのが、自然育児の会の会報で読んだ真弓定夫先生の「病気は医者が治すのではなく自分で治す」「生活習慣が大事」という考え方。
真弓先生の講演聞きたいな、本読みたいな、と思いつつもなかなか機会がなく・・・・だったので、良い機会だと、さっそく25(土)に吉祥寺の真弓小児科医院に行って来ました。


真弓先生の小児科は、サンロードの途中、「えっ、ここ?」というビルの2階。
階段をあがると、うわさ通り全く病院に見えない、本に囲まれ医療機器のない空間。1時間近く待って(読みたい本がたくさんあって楽しい♪のは私だけで、ユウトは退屈で荒れてた、パパは寝てた)、診察してもらったのですが・・・・初診は時間がかかるから月〜金の9:30からなのだそうだ。今日は話を聞く時間がないから、今日の症状だけの診察になるよ、とのこと。
症状を言ってください、と言われて「喘息」「じんましん」と言ったら怒られた。
それは病名であって、症状ではなーい!とのこと。
ならばと「胸がピューピュー、ゼコゼコ音がする。虫さされのような膨らみが突然できる」と答えたら合格だった(笑)
「対処療法の薬は、使ってもいいんだよ。だけどそれは治療じゃない。それは理解しておかないと。喘息もじんましんも原因は同じ。原因から治さないと治療とは言えないんだよ」


「咳が出る、鼻が出るから受診するんじゃないんだよ。それは身体が良くなろうとして、していることだから。機嫌、元気、快食、快眠、快便、この5つのどれかに問題があったら、受診するんだ。で、今日は?」
  『機嫌は夕方になると悪いです。元気はあります。食欲は落ち気味です。夜中は何度も起きます。便は時々ゆるくなります』
「それじゃぁ、受診の対象だね」


「豊島さんで産んでるんだ。いいところだね。じゃぁ、当然母乳だよね?」
  『はい』
「牛乳、飲ませてないよね?」
  『えーーっと、家では飲ませてないんですけど、保育園で・・・』
とたんに本やら資料やらを持ち出す先生。パパと私に見せる。
「牛乳やめないと、治らないよ」


「家は?」
  『木造の築30年くらいです』
「そりゃぁ、最高だね」

・・・・などなど、会話が続く。


咳が出るときは「にんじん、大根、ネギ、蓮、葛」をいつもより多めに取ることが必要、それを補うものとして、ソリタT-3顆粒が処方されました。1包を100mlで溶かしたものを一日5包。合計、一日500ml飲ませる必要があるのですが、これってけっこう大変!な量。
そして、食べたもの、体温、室温、外気温を記録(週1回以上)すること。・・・・まずは室温計と水銀の体温計(予測式はあるけどずれるんだよね)のゲットから始めなければ・・・・
ユウトの身体の力を信じ、親が出来ることは全力をつくそう!