キウイの収穫手伝い

大地を守る会のイベントで、群馬県甘楽町で、キウイの収穫の手伝いに行ってきました。
私たちは吉田さんの畑へ。広〜い果樹園で、キウイが鈴なり〜♪
有機農業で、こんなにもたくさん、虫に食われずにできるんだ、とちょっと感動。
後から話を聞いてみると、マメ科の草を生やして緑肥にしたり、剪定を工夫したり、手をかけて大事に育てているんだそうだ。


収穫の仕方は簡単。キウイの実を持って横にするとぽろっととれる。
品種の特性だそうで、木で熟させてもおいしくなく、硬いままとって保冷庫で保存、その後追熟させると甘いんだそう。
硬いと収穫はしやすいけど、その場で食べる楽しみはないのですが(笑)、たまに柔らかいのがあるので、それは食べてもよしとのこと。
奇跡的に、柔らかいのをパパが1個ゲットして、食べたら本当に甘くておいしい〜。


とった実は、小さすぎるもの、割れのものを別にして、コンテナーに2段にならべる。
やり始めると結構燃えて、頭の中をからっぽにしてひたすら、収穫!!
パパと二人で、コンテナー30個分くらいは収穫したぞ。
あまり乗り気でないのかと思っていたパパも、すごく燃えて頑張ってました。
ユウトも踏み台にのぼって、収穫したり、コンテナーに並べたり、立派な戦力です。
午後には飽きて、役立たずだったけどね〜〜。
棚の高さは、私はちょっと手を伸ばせば届くくらいでちょうどいい高さだったけれど、パパを始め、背が高い人には中腰でつらそう。
背が低くてよかった、なんて、貴重な経験だわ。
援農、と言えるほどではないけれど、いつもおいしい果物や野菜を作ってくれている皆さんの、ちょっとはお役にたてたかな。


森が荒れて畑までおりてくるようになったイノシシを捕獲するそうで、お昼はシシ汁やイノシシハム、野沢菜漬け、ポテトサラダなどなど、大御馳走をいただきました。
どれもこれも、本当においしい。
一緒にお昼を食べた本田さんは、シシ汁に入っているシイタケを作っているそう。
シイタケって菌床栽培だと半年でできるけど、原木栽培は2年かかるんだって。その間にじっくりじっくり養分をためるからおいしくなるそうだ。
そんな話を聞きながら食べたシシ汁のシイタケは、香りが高く、肉厚でギュッとつまってて、もともととってもおいしいけれど、さらにおいしく感じました。
イノシシは△さんが名人なんだ、、○○さんは大根とネギで・・・・野沢菜は俺が育てて漬けたんだぞ・・・・・と、御馳走していただいたものは、すべて生産者の皆さんが育てて下さったもの。
本当の贅沢ってこういうことだよなぁ。ありがたいなぁ。食べ物と一緒に、皆さんの元気まで分けていただいた感じ。


心地良い疲れに満たされ、楽しい一日だったなぁ、と大満足で出発したら、・・・・・・関越道が大渋滞!!一度乗ったものの、諦めて途中まで下道で。
行きは1時間半なのに、帰りは5時間だよ??
なんで関越の上りって夕方以降、混むんだろう?軽井沢からの帰りもハマったんだよね。
次回、関越道使うときは、一泊して、翌日昼前に出発して帰ってこよう。やってられん!!
高速道路無料化になったら、渋滞にさらに拍車がかかるんじゃないのかい。これ以上混むなら、使えないよなぁーーー。


そうだった、行きにはすんでのところで、事故に巻き込まれるところでした。
2車線の片方が工事中で、渋滞中してノロノロ運転をしていると、ドシンドシンと音がしたそうで(パパしか聞いてない)、振り向けば、すぐ後ろの車まで、5台くらい玉突き事故!
それで、「うわ〜、危なかった」と話していたら、前には後部が大破した車が止まってる・・・・
ちょっと前でもちょっと後でも、事故に巻き込まれるところだった〜〜。ふ〜、危なかった〜〜。
「(運転してた)パパの日頃の行いがいいんだね」と持ち上げておきました(笑)。